東武鉄道5310系 快速色
模型はペーパーボディーで自作。屋根と床板は木製とオーソドックスな構造。部分的にプラスチックを使用。車体中央部床下に覗く台枠がポイント。この車はパンタグラフの取付(碍子の向き)に特徴があり、高価な市販品を改造したが折りたたみ時に固定できなくなってしまった。塗装はカラースプレーによる。ベージュは西武用、青は最適な色のスプレー塗料がなく、青22号(京浜東北線の色)を塗ってみたが少し明るすぎるようで、実物はもう少しくすんだ青だったように思うが、感じとしては悪くないだろう。台車はKS33。


モハ5310(右)クハ350(左)のサイドビュー
5310系は、1935(昭和10)年より日本車両で製作された東武日光線の初代特急車デハ10系で、戦後10両が特急用に復活し、1953(昭和28)年、57系と交替後、第1、第2編成は快速色となり日光線系統で快速や急行に運用された。

十国坂トンネルを抜ければ東武日光まではあと一息(1960年代)。