マニアのメモ帳
珊瑚模型店500形(A8)ベースキットの製作(3)
試運転と改善
早速本線で試運転。ここで問題が発覚!。ポイントが通過出来ない。半ば想定していたことではあるがブレーキロッドが分岐部でレールと接触してしまう。やはり構造的に無理があった。線路はそれ程厳密には出来ていない。仕方なく全て作り直し。書籍「明治の機関車コレクション」より同系車のサイドビューを参考にそれらしくブレーキロッドを作る。動軸担いバネも0.5ミリほど内側へ付け直した。
後日気を取り直して再び本線へ。ところが今度はショートするではないか。何度試してもパワーパックの電流計が振り切れる。ブレーキ関係は異常なし。絶縁側先輪もタイヤ側面を仮塗装したので問題なし。散々調べて、あろうことか絶縁側第二動輪のタイヤがガタついていることを発見。これが車体側のどこかと接触していたのだ。今までに蒸機は何両も手掛けてきたがこんなケースは初めてだ。取り敢えず絶縁体との間を瞬間接着剤で固定し試運転に漕ぎつけた。
気になること
さて、組みあがってみるとどうしても気になることがある。ボイラーのサイドタンクに隠れる部分にモーターを避けるための切り欠きがあるがどうにもこれが目立つ。塗装してしまえば黒と同化して目立たなくなるとは思うがどうしたものか。モーターとのクリアランスは幅2ミリ程でここを板で塞げば良さそうだが、ここまで組んでしまった後ではどうにも作業がやり辛い。このままいくかな。
あとは塗装をすればいよいよ運用開始となるが。いつになることやら。
こちらの記事も併せてご覧ください。500形(A8クラス)