旅行での楽しみの一つに駅弁がある。色とりどりの駅弁は日本独特の食文化といえる。その地方ならではの食べ物が旅の途中、駅で手軽に買えるのが嬉しい。ここでは私が旅先で買った駅弁をちょっとした感想と共に紹介しようと思う。私が買うものは一般的な幕の内弁当よりも、地方の特産品を使った特殊弁当と呼ばれるものの方が多い。当たり外れはあるがそのスリルがまた魅力だ。地方色豊かな掛紙のデザインにもご注目いただきたいと思う。 旅の途中で気の向いたときに買ったものであるから、デパートの駅弁大会のように有名駅弁がずらりと並ぶわけではない。むしろマイナーなものの方が多い。だがそうしたものの中にこそ、とびきり旨いものが隠れている。そういう駅弁を発掘するのがまた楽しみの一つなのだ。ここでは現地で買ったものだけを紹介している。 味、価格、容器など総合的に優れているものには星(★)を付けた。星の数は最高三個まである。素材の良さからかどうしても北海道のものに星が付いてしまう傾向がある。また蟹の弁当にも星が付く傾向にあるが、これは好みの問題か普段の食生活への反動の表れか。ともかく私の個人的趣味が大いに反映されているので味の評価については偏りがあると思うがご勘弁を。また、データの古いものもあり追跡調査をしているわけではないので、価格の変動や現在発売されていないものがあるかもしれないがご容赦願いたい。 | ||||
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