Lonely trip on the local lines
懐古篇

東武鉄道熊谷線、思い出のスナップ 1983
(写真は全て筆者撮影)

東武熊谷線はJR高崎線熊谷と妻沼(めぬま)10.1kmを結んでいた路線で、全線非電化単線。1983年5月31日限りで廃止された。廃止も間近になった撮影当時は単行のディーゼルカーがのんびりと往復していた。


The diesel car, type 2000, at Kumagaya station 熊谷駅東武熊谷線ホームに停車中の2000系ディーゼルカー。新幹線高架のすぐ横に位置していた。

熊谷駅東武熊谷線ホーム、同じホームの奥は秩父鉄道ホームになっているが、レールは東武側と車止めで分断されていた。見えているのは秩父鉄道の車両。 Kumagaya line's platform

A view of Menuma station's house 妻沼駅ホームより駅舎を見る。駅舎とホームは少し離れていた。奥にもう一両の2000系が留置されているのが見える。

妻沼駅正面。傍らの旧式の郵便ポストがローカルムード満点。 A front view of Menuma station

The engine-house 妻沼駅の奥には車庫を併設、木造の機関庫と給水塔があった。レールは駅の少し先まで延びていて、本線からはスイッチバックで進入する配線になっていた。最奥に見えるのは利根川の土手。

妻沼駅に停車中の車両。奥が終端方向。県境の利根川を渡って小泉までの線路はとうとう繋がらなかった。 The train at Menuma station



[目 次]

東武鉄道熊谷線 1983

(C) Copyright Masaki Yatake 1999. All Rights Reserved.