Lonely trip on the local lines
懐古篇

国鉄相模線西寒川支線、思い出のスナップ 1984
(写真は全て筆者撮影)

神奈川県の茅ヶ崎と橋本を結ぶ相模線、今では電化され最新型の電車が走る通勤路線へと変貌したが、一昔前は八高線と肩を並べる首都圏でも屈指の!?ローカル線だった。途中の寒川からは相模川に程近い西寒川まで支線が延び、一日数本の列車が直通していた。この支線は全線1.5km、非電化単線、1984年3月31日限りで廃止された。筆者は廃止1日前の3月30日に訪れている。


The information board at the Sagami line's platform 茅ヶ崎駅相模線ホームに掲げられた廃止のお知らせ。
「相模線、寒川・西寒川間が昭和59年3月31日限りで廃止になります」と読める。またその下には「西寒川駅名入りの記念往復きっぷを発売します」とある。

茅ヶ崎駅相模線ホームに停車中の通勤型キハ35系ディーゼルカー。左手に見えるのは東海道線のホーム。 Sagami line's platform in Chigasaki station

The train had arrived at NIshi-samukawa station 西寒川駅に到着した同列車。駅舎もなく狭いホームが一つだけの簡素な無人駅。廃止間近なので多くのファンが撮影に熱中。

西寒川駅の私製駅名標。地元住民の作か?いかにも手書きという感じの文字、作者の名前が書かれているのがご愛敬。 The name board of Nishi-samukawa station

The station name board on the electric-light pole 同様にホーム電柱に掲げられた縦型の手作り駅名標。



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国鉄相模線西寒川支線 1984

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