切った竹は釜へ並べる。「伏せ焼き」は地面に長さ2メートル幅1メートル深さ30センチ程の穴を掘りそこに70センチほどの長さに切った竹を並べて積み上げ、隙間に細い枝などを詰め込む。上部にも枝などを敷き詰め、点火後火勢を見計らってトタン板をかぶせ穴の両端に焚口、排煙口をそれぞれ設ける。その後土をかぶせじっくりと蒸し焼きにする。
「ドラム缶釜」は横に寝かせたドラム缶に焚口と排煙口がついたもので、竹を詰めた後に1斗缶の焚き口の付いた蓋をし点火する。団扇で扇いで火勢を調整するのが難しいとのことだが素人目にはさっぱり判らない。また炭のでき具合は煙の色で判るそうで、透明に近い色になったら焼き上がり。以上二つはいずれも簡易型の炭焼き釜だ。
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